同居人のイギリス人が破天荒で困っています12 後半〜外国人とのシェアハウス記録inオランダ〜
この記事は後半です。前半はこちら!
littlegirlbigworld.hatenablog.com
なんとなくシャンがいる気配は感じていたが事件を起こしたのが100%シャンだと言う確証はなかった上、トイレにいるのも彼女だと言うのも憶測でしかなかったので、どうせ直接話しても耳を貸さないだろうと思い、話を続けた。
しばらくしてシャンからグループチャットに長文のメールが入った。
なぜかシャンはグループチャットに自分から名乗り出てきたのだ。
「私が出したのは濡れている服半分だけ。だってあなたがシーツを乾燥するのに何時間もかかるから。あなたが乾燥機使いすぎたら他の私たち全員が1日中待たないといけないのよ!!乾いてると思ったし!」
と逆ギレ状態である。
しかし、私はシーツなんて洗っても無ければ乾燥機にかけてもいない。
それにベルギー兄さんに話したときは誰にやられたとか名指しで責めるような話は全くしていない。
乾燥機をかけている時間は途中で止めて出されていたこともあり、1時間にも満たなかった。
極め付けにシャンは濡れた服を出したと言いながら乾いていると思ったと言う発言。
そこで私は、「誰の何が今乾燥機に入っているかどうかはどうでもいい。ただ、自分が使いたいからと言う理由だけで人が使っている乾燥機を止めて、濡れた服を出すのはやめて欲しい。乾燥機を使いたいならひと言連絡をくれれば、一緒に乾燥機をかけるなり何か方法を別に考えられる。それにシーツを乾燥しているのは私じゃない。」と伝えた。
[Nijmegen/オランダ]
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ここで追い打ち、シャンの親友のドイツ人のアナ、「あ、シーツ洗ったの私」。
シャン、大墓穴。
まさかの身内を攻撃していた。
焦ったシャンは「え、ブルーのシーツじゃないでしょ?違う色のシーツでしょ?」と訳のわからないフォローをしていたが、シャンが責めているシーツが誰のものであろうと、アナがシーツを洗っていた事実は変わらない。
そもそもシーツは誰でも洗うでしょ。と言うのが同居人全員の意見で、それを責める理由はどこにもなかった。
結局シャンは自分を正当化することに失敗し、この事件はただのシャンのワガママとして終わった。流石の私もこれには呆れてしまった。
[Amsterdam/オランダ]
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Ps.今回の事件は長くなってしまったので前後編に分けました!シャンとのお話ももう終盤です...
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同居人のイギリス人が破天荒で困っています12 前半〜外国人とのシェアハウス記録inオランダ〜
※①から読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思います!こちらから。
流石にそれはあかんよ、シャンさん。
同居人とは1つの洗濯機と乾燥機を共有している。
シャン+シェア=トラブル
これは100年以上前から決まっている公式です。覚えましょう。
普段、自分が乾燥機を使いたいときに誰かが使っていたら待つ。
もしその誰かの服の乾燥がちゃんと終わっていたら横にあるカゴに出しておく。
と言うのが暗黙のルールになっている。
シャン達との生活が半年以上経ったある日、私は普段通りに洗濯を終わらせ、乾燥機をかけて自分の部屋で待機していた。
その時期は乾燥機の調子が悪く、乾燥するのに時間がかかっていた。
その間にシャンは自分の洗濯をしているのは知っていた。
しばらくしても乾燥が終わらないので、あまりにも長すぎると思い乾燥機を確認しに行った。
と、そこにはかごに出された私の洗濯物。
あぁ終わっていたのかと思って手にとって部屋に持って帰ろうとした。
[Amsterdam/オランダ]
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濡れている。
まだビシャビシャである。
しかもその濡れた服が置いてあったベンチの塗料が私の衣類などに染み込んで茶色くなっていた。
わかっている、シャンの仕業だ。
私が使っている乾燥機を途中で止め、濡れたままの洗濯物を外に出したのだ。
そこにたまたま入ってきたベルギー兄さん。
私は思わず、「誰にやられた」とは言わなかったが、状況を説明して愚痴ってしまった。
なんとその話を洗濯機の横のトイレで聞いていたのがシャンだった。
続く...
[Amsterdam/オランダ]
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Ps.記事のストックはあるのに最後の編集する時間がなく全然更新できてませんでした...
今回の記事は長くなってしまったので2つに分けました。続きもお楽しみに!
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同居人のイギリス人が破天荒で困っています11〜外国人とのシェアハウス記録inオランダ〜
※①から読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思います!こちらから。
まだまだ終わっていませんシャンとの冷戦。(決してお互い嫌い合っているわけではない。)
ある日の夕食時、また小さな事件が起きた。
オランダは島国の日本と比べると魚の種類は少ないし結構高い。
その日は珍しく、近所のスーパーでいい魚が売っていたので意気揚々と買って帰ってキッチンのオーブンでホイル焼きをしていた。
久々の魚料理だったのですごく楽しみにしていた。
ここでシャン登場。
シャンは毎晩、冷凍のピザを食べる。
シャンはいつも通り冷凍ピザを開け、私がホイル焼きを作っているオーブンに直行。
それを横目に見る私。
(まさかなぁ…笑)
[Amsterdam/オランダ]
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シャン:バンッ(例によって激しくオーブンを開ける)
私:(いやっ開けんでもどう見ても使ってるやん!)
シャン:ビリィッッ(私のホイル焼きを破り開ける音)
私:(えぇぇぇぇぇ!!!!!)
いやオーブンは熱々でライトもついてるしどう見ても誰か料理中やん!
てか料理中の私横に立ってるやん!!
とりあえず「いや、今使ってるから!!」と」焦って伝えると
「ああそう」とだけ言い残しまた激しくオーブンを閉めて退出。
いやホイル焼きも閉じてってーーーーー!!!
[Waal river/オランダ]
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p.s. 私事ですが先日(7月初旬)ついに30カ国制覇しました! 自己満ではありますが、2018年内に達成することが目標だったのでとりあえず節目に一応ここに残しておきます。
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あ、烏滸がましくもブログに帰ってきてしまいました。
お久しぶりです。(苦笑)
気がつけば前回ブログを更新してからちょうど60日が経っていました。
言い訳をさせて頂きますと、ブログのこと気にはしていたんですけど、引っ越しや環境の変化、締め切り、旅行などがこの2ヶ月一気に同じタイミングで襲い掛かってきたんです。はい。
書きたいこともたくさんあったんですけどやっぱりタイミングを逃すとダメですよねー。と反省しつつ、少し時間に余裕ができてきたのでブログの更新また徐々に再開していきたいなと思っております。
別に更新してないこと誰も気づいてないわ!って突っ込まれそうですね。
…
[Disney World/ Orlando Florida U.S.A.]
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いや突っ込んでくれる人もおらんわ!!!
1人で悲しくノリツッコミしたところでこれ以上イタイ事にならないうちに今日は短めに終わらせたいと思います。
更新していない間もありがたい事にコンスタントにアクセス回数も伸びていてすごく感謝です。
外を見るだけでうだるような暑さですが皆様体調にはくれぐれもお気をつけください。
これからも改めてよろしくお願いします!!
[Cocoabeach/ Orlando Florida U.S.A.]
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p.s.最初に書いたように引っ越してしまったので、今はあのキャラの濃い同居人とは一緒に暮らしていません。普通の生活はこんなに静かで清潔なのかと感動すると同時に寂しさも感じています。でも同居人たちにはブログでもう少し活躍してもらいたいと思っています!
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同居人のイギリス人が破天荒で困っています⑩〜外国人とのシェアハウス記録inオランダ〜
※①から読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思います!こちらから。
本当にショックな事が起きた。
事件が起こったのは12月クリスマスの休暇中。
事の発端は12月の初頭。私が誕生日に大きな花束をもらった事だった。
もちろん事件を起こしたのはシャンだ。
花束は休暇前に受け取ったものだったが、休暇中は10日以上家を開ける予定だったので、あまりその花を楽しめる時間がなかった。
だからと言って捨てるのも忍びなかったし、花束をもらった事が本当に嬉しかったのでドライフラワーにして保存することにした。
部屋でドライフラワーにしても良かったけれど、カーテンを閉めると陽が当たらないし、カビが生えたり、虫が発生するのが嫌だったので、部屋の隣にある非常階段に干すことにした。
非常階段は外に面していて陽も当たるし、普段は誰も使わないどころか私以外誰も前を通らないので迷惑になることはなかった。
一応公共のスペースということで、休暇で家を空ける前に同居人達達には、
「ドライフラワーを作っています。わざと干してあるから捨てないでね。」
とだけ連絡しておいた。
[Eindhoven/オランダ]
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休暇も終盤に差し掛かり、家に一番に帰ってきたのはデンマーク人のデニさん(仮)だった。[メンバー参照]
彼は「花束腐ってるなら捨てていい?」と言ったような内容の連絡をしてきたので、
「今どんな感じ?ドライフラワーを作ろうと思ったんだけど、できてない?」
と聞いてみた。
もちろん腐っていたり、カビが生えていたら捨ててもらってもいいと思っていた。
しかし彼は、「いい感じに乾いてるよ、上手にできてると思う・・・だけどなんで?」と聞いてきた
その間にもシャンは会話に入ってきて「意味がわからない」という内容のGIF画像を送ってきたりしていたがそんな事は特に気にしていなかった。
質問に対して「捨てたくなかったから笑」と彼に伝えたら、彼は「じゃあそのまま置いておくね!!」と言ってくれた。
そこで話は終わるはずだったのにシャンが再登場。
「いいから捨てて」
本当にびっくりした。
そんな花束ごときで大騒ぎするなと思われるかもしれないけれど、その花束は日本から近所のオランダの花屋さんに注文して、サプライズで届けてくれたもので、私にとってはただの花束ではなかった。
だからそれに対してデニさんがはっきりと「NO」と言ってくれたのは嬉しかった。
それでもシャンは「腐ってるんでしょ、マジでありえない」と言ってきたが、彼がもう一度「NO ただ乾いてるだけだよ」と言ってくれたので、シャンはその後も「SICK」と言いながらも「じゃあもう話し合いはいらないね」と折れてくれた。
正直、2人の会話中私は何も言えなかった。花の状態がわからなかったので、もし腐っていたり迷惑をかけているなら無理に置いておいてとも言えなかった。
ただ人の物を勝手に捨ててと言ったシャンには本当に驚いた。
休暇も終わり、帰宅するとドライフラワーは問題なく綺麗に完成していた。
シャンはまだ帰っていなかったので静かに持ち帰って、今も部屋に飾ってある。
数ヶ月後、バレンタインのプレゼントでシャンもイギリスに住む彼氏からバラの花束を受け取っていたが、3日後まだ花びらが赤いままキッチンの生ゴミ用のゴミ箱に突っ込まれていた。
まさに価値観の違いだ。
[Amsterdam/オランダ]
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続く。
p.s. ご無沙汰しております。最近は休みが多く、先週末は電車でドイツのお城巡りに行ってきました。ドイツには本当にお城が多く、ライン河沿いの電車に乗っていると様々なお城が見えてすごく新鮮でした。
今、香港人の親友が日本旅行中です。彼女は小さい時に一度日本を訪れた事があったらしいのですが、その事について、全く記憶になかったそうです。しかし、私と一緒に暮らして日本に興味を持ち、香港に帰国してすぐに、日本旅行を決めたそうです。旅行前日に電話をしたのですが、彼女は日本に行くために「これはなんて日本語でいうの?」「ここのお店はどんなお店?」など私に質問しながら本当に楽しそうに準備、下調べをしていました。
私がきっかけで日本に興味を持ってくれる人がいてくれて本当に感激です・
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同居人のイギリス人が破天荒で困っています⑨ 〜外国人とのシェアハウス記録inオランダ〜
※①から読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思います!こちらから。
悲しいことにだんだんシャンとの溝は深まってしまった。
シャンはいつもイライラしている。
相変わらず家が揺れる勢いでドアを閉めるし、キッチンが片付いていないのを見ると、1人で大声で文句を叫びながらお皿を投げるように片付ける。
(実際、私が洗い物などをしていると悪気なく後ろからシンクに向かってものを投げてくる)
私が友達を呼んでキッチンで食事しているとわざと周りで掃除機をかけだす。
しかし、私はシンクやキッチンに食器や食べ残しを残したことは誓って一度もなく、どちらかと言うとシャンの方がキッチンを汚している。
機嫌が良い時はまだマシではあるが、大声で歌うので、申し訳ないけれどうるささには変わりはない。
毎日エレベーターが開いた瞬間シャンが家に帰ってきたことがわかる。
一応説明しておくと、私の部屋は廊下の一番端にあり、キッチンとエレベーターからいちばん離れたところにある。
さらに、エレベーターがある廊下と私の部屋の間には分厚いドアが4つもある。
[アムステルダム中央駅/オランダ]
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このような生活が続き、私はシャンが家に帰ってくるのが苦痛になった。
なんだか全てのトラブルの原因を自分のせいにされているような気がして、顔を合わせるのも気まずかったし、できるだけ顔を合わせないことでシャンのイライラから逃げていた。
そんな雰囲気を察してか、シャンと私は挨拶すら交わさなくなってしまった。
シャンは決して私を標的にしていたわけでもないし、こうなってしまった明確な理由もなかった。
[アムステルダム/オランダ]
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続く。
p.s. ちょっと暗いエピソードが続いていてすみません!このシリーズももう終盤です。次はなんの話を書こうか模索中です。リクエストや質問などあれば是非コメントよろしくお願いします。
先週は同居人達と2回BBQをしました。「BBQ好きすぎやろ」っていつも心の中で思いながらもついつい参加してしまいます。
BBQで食べすぎたので腹ごなしにランニングに行くことにしたんですけど、あのパワフルベルギー人も一緒に走ることになったんですよね。まあ彼はなんせパワフルなんでどんどん走って行きます。夜で真っ暗にも関わらず森の中を走らされてキレイに足を痛めました。
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同居人のイギリス人が破天荒で困っています⑧ 〜外国人とのシェアハウス記録inオランダ〜
※①から読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思います!こちらから。
波乱のベルギー旅行が終了し、オランダに帰国した私は疲れもあり、発熱してしまった。
動くのがしんどかったため、帰国後一週間ほど、自分の部屋にこもりがちに。
何があった訳でも無かったけれど、シャンと私はその期間を境にあまり話さなくなってしまった。
その間にシャンは隣に住んでいるドイツ人のアナ(仮)[メンバー参照]と常に行動するようになった。
この2人が集まると破天荒に拍車がかかる。
毎朝彼女たちの叫び声と走り回る音で目が覚める。
(ちなみに彼女たちの部屋は私の部屋から一番遠い場所にあり、ドアは二重。)
さらに家が揺れるぐらいの勢いで扉を閉めるので二度寝は不可能。
毎晩夜中は友人を呼んでパーティー。
家は禁煙にも関わらずドアを開けたまま急に毎日タバコを吸いはじめ、廊下は常にタバコの匂い。
日用品の買い物や共同スペースの掃除もルール通りしてくれない。
体調不良だったのとシャンとアナ以外の住人、特に私の親友の香港人も不在だったことが重なり、この期間は本当に居心地が悪かった。
[アムステルダム/オランダ]
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日用品の買い出しに行った私をみて、風邪をひいている私に行かせてしまったのが流石に申し訳なかったのか、ドイツ人が急にやってきて「私も風邪気味なんだよね〜」言ってきた。
そうかそれなら仕方ないな。
シャンは自分も体調が悪い旨をSNSに投稿。
ああ悪いなぁみんなに風邪をうつしてしまって…。
あれ?君達さっきまで走り回ってましたよね?
とは思いつつ元気もなかったのでそこは完全にスルー。
近所に住んでいる友人に会って気を紛らわせながらとにかくその週を耐える事にした。
[Eindhoven/オランダ]
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続く。
p.s. 前回は久々の投稿だったにも関わらず今までで一番のアクセス数でした。ありがとうございます。
昨日の夜は同居人たちとまたBBQをしたんですけど、いつも通り家の横の川沿いですればいいものを、隣のベルギー人がどうしてもビーチでBBQがしたいと言い出し、わざわざビーチまで行きました。普通は自転車で30分強ほどの距離なんですけど、彼はBBQセットを自転車の荷台にくくりつけているにも関わらず20分ほどでたどり着いていました。
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