※①から読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います！ littlegirlbigworld.hatenablog.com 私達が当時住んでいた家は住宅街にある10階建の建物の９階にあった。 周りには同じマンションの別棟が２軒。 セキュリティは１階のオートロック、各フロアの…

※①から読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います！ スウェーデンおじさんのこだわり①～外国人とのシェアハウス記録inオランダ～ - SUSHIじゃないJAPANの備忘録 スウェーデンおじさんが私たちの家に来たのは私が入居してしばらく経ってからだった…

スウェーデンおじさんはユニークな人だった。 全身真っ黒の服を着て、真っ黒の毛皮のロングコートと毛皮の帽子を身につけている。 Tシャツには漢字で大きく「蟻弾」の文字。 ビビットカラーのモヒカンの剃り込み部分には青い血管のタトゥー。 いつも裸足で物…

※①から読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思います！こちらから。 シャンとアナはいつも一緒。 私が家に帰ってくると、玄関から一番近い部屋に住んでいるシャンが、音を聞きつけてドアから顔を出す。 音の正体がアナじゃなく、私だとわかったら例のごとく…

この記事は後半です。前半はこちら！ littlegirlbigworld.hatenablog.com なんとなくシャンがいる気配は感じていたが事件を起こしたのが100%シャンだと言う確証はなかった上、トイレにいるのも彼女だと言うのも憶測でしかなかったので、どうせ直接話しても耳…

※①から読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思います！こちらから。 流石にそれはあかんよ、シャンさん。 同居人とは1つの洗濯機と乾燥機を共有している。 シャン＋シェア＝トラブル これは100年以上前から決まっている公式です。覚えましょう。 普段、自分…

※①から読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思います！こちらから。 まだまだ終わっていませんシャンとの冷戦。（決してお互い嫌い合っているわけではない。） ある日の夕食時、また小さな事件が起きた。 オランダは島国の日本と比べると魚の種類は少ないし…

※①から読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思います！こちらから。 本当にショックな事が起きた。 事件が起こったのは12月クリスマスの休暇中。 事の発端は12月の初頭。私が誕生日に大きな花束をもらった事だった。 もちろん事件を起こしたのはシャンだ。 …

※①から読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思います！こちらから。 悲しいことにだんだんシャンとの溝は深まってしまった。 シャンはいつもイライラしている。 相変わらず家が揺れる勢いでドアを閉めるし、キッチンが片付いていないのを見ると、1人で大声…

※①から読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思います！こちらから。 波乱のベルギー旅行が終了し、オランダに帰国した私は疲れもあり、発熱してしまった。 動くのがしんどかったため、帰国後一週間ほど、自分の部屋にこもりがちに。 何があった訳でも無かっ…

※①から読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思います！こちらから。 Gentからブリュッセルに帰ってきて、ベルギー観光も最終日。 とりあえず美術館に行く事にした。 [Place Royale/王立広場] ままにちってんねん (@littlegirlbigworld96) • Instagram photo…

※①から読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思います！こちらから。 シャンがピザを食べて満足したところで、時間はあまり残されてなかったけれどできる限り観光することにした。 [ヘントの鐘楼/ Belfy of Gent] ままにちってんねん (@littlegirlbigworld96…

※①を読んでいない方はこちらから。 車どころかバイクすらも通らないのにヒッチハイクでもしようかなんて冗談を言っていたら、臨時バスが1台来た。 1時間ほど待ったんじゃないかと思う。 バスが来てからは戦いだ。 電車に乗っていた数百人の行列が列を崩し(何…

※①を読んでいない方はこちらから。 どうしてもベルギーのブリュッセル以外の街にも行きたかったので、昨日も少し登場した、私の隣の部屋に住むベルギー人と連絡を取り、安く行ける方法などを調べ、どうにかこうにかシャンの説得に成功した。 翌日。 朝からブ…

※①を読んでいない方はこちらから。 シャンがホステルに帰ってしまった後、取り残されたアンジーと私はブリュッセルをブラブラ観光した。 [サン・ミッシェル大聖堂/ Cathedral of St. Michael and St. Gudula] [ノートルダム・デュ・サブロン教会/Église Notr…

※①を読んでいない方はこちらから。 数時間のバス旅行を経てベルギーはブリュッセルに到着した。 今まで電車や飛行機でしか国境を跨いだことがなかったので、バスの窓の外から見えた国境を示す看板は、日本で言う県境の案内程度のもので不思議な感覚だった。 …

シャノンとの出会いはある年の８月。お互い同じ日にオランダに越して来た。 先に到着していたシャノンはこれから私たちが一緒に生活する家の玄関を開けてくれた。 第一印象は「先輩」。 背が高くて黒縁の丸眼鏡をかけて迎え入れてくれる姿は大人に見えて、昔…

ハタチで単身オランダに渡った。 （これで私がティーンエイジャーじゃないことがバレたな。） 実は海外で、1人で生活するのは初めてじゃなかったし、18の頃から一人暮らしもしている。 だけど各国から来た人たちとの長期のシェアハウスは初めての経験。 まま…