同居人のイギリス人が破天荒で困っています④ 〜外国人とのシェアハウス記録inオランダ〜
※①を読んでいない方はこちらから。
どうしてもベルギーのブリュッセル以外の街にも行きたかったので、昨日も少し登場した、私の隣の部屋に住むベルギー人と連絡を取り、安く行ける方法などを調べ、どうにかこうにかシャンの説得に成功した。
翌日。
朝からブリュッセル北駅に行き、Gent行きの電車を待った。
[Gent, ベルギー]
ままにちってんねん (@littlegirlbigworld96) • Instagram photos and videos
が!
電車が謎の遅延と運休で全く来ない。
シャンはもう諦めたそうな雰囲気も出していたが、もう電車のチケットは買ってしまったので何も言ってこなかった。
状況説明のアナウンスは全てフランス語またはフレミッシュ。(オランダ語のベルギー訛り)
誰も何も理解できなかったが、浮かれたコスプレイヤーの若者や、老夫婦に色々尋ねながらなんとか電車には乗れた。
この時のシャンの積極性には大いに助けられた。
しかしこれで問題解決、楽しく観光とは行かない。
電車は長時間の謎の停車を繰り返し、無人の駅に降ろされた。
周りに見えるのは草・草・草!
広大な土地!!
こんな小さな国なのに、こんなにも国土を余しているのかと言うほど何もない駅だった。
まあヨーロッパの電車事情はこんなもん。
降ろされてすぐは自分たちの状況が面白くなってきて、ふざけていたのだが、
シャンのフラストレーションは溜まって行く一方。
アンジーの膀胱は破裂寸前。
英語は全く通じない。
という危機的状況だった。
(この時シャンが更新したスナップチャットの動画は暴言が多いため自主規制)
シャンは
「このまま次の電車で引き返そう」
と言いだしたが、次の電車はくる気配もなく、そこまでたどり着くまでにかなりの時間をかけていたので、却下。
臨時のバスが来ると言うので大行列に加わってバスを待っていた。
「最低最悪の決断だったね」
シャンの渾身のフル投球。
ど直球をくらった。
オブラートに包まないまま、粉薬、錠剤、カプセルの薬を一気に飲んだことある?
私はないけどきっとこんな気分なんやろう。苦いよな〜。
[警察署/Politie Commissariaat Gent Centrum]
ままにちってんねん (@littlegirlbigworld96) • Instagram photos and videos
続く。
p.s. 今日は自転車の修理が完了したので受取りに行きました。
昨日まで街ではテラス席でお昼からビールを飲んでいる人が沢山いたのに今日はゴーストタウン化。(大袈裟)完全に気温と比例していると言う統計が取れました。
明日は週末バラしになったカザフスタン人の友人とお昼を食べる約束があるから晴れて欲しいなあ。
ブログを始めて数日ですが、各地から読んで下さる方が毎日増えていて感謝感激です。ランキングのご協力もありがとうございます。精進します。
少しでもこのブログを楽しんで頂けた方!クリックしていただけるとありがたいです!!