世界で味わった忘れられない逸品
100回を超える海外渡航で、忘れられない味がいくつかあります。
中には場所が分からなくなってしまったお店、閉店してしまったお店などもあります。
その中から今日は記憶に残る2品をご紹介いたします。
(3品ご紹介する予定が、熱が入って紹介が長くなってしまったので他の料理は別の機会に)
ヨーロッパに住んでいてクロワッサンを食べて外れたことがあまりありません。
駅のキオスクで買うクロワッサンも、ユーロスターの車内で出てくるクロワッサンも、有名百貨店のデパ地下で買うクロワッサンも、基本的においしい。
記憶にあるものはいくつかあるのですが、私の中で一番忘れられないクロワッサンはこちら。
ブダペストの街角にある小さなパン屋さんです。
私はハード系のパンが好きなので、ほとんどの場合ハード系を家に持ち帰って食べるのですが、その日の朝は急いでいたのでクロワッサンを購入。
衝撃的でした。
いわゆるよくある軽やかなクロワッサンとは違う。
だけど重すぎず、表面はクロワッサン独特のサクサク加減。
米粉でも使っているかのようなもっちり感もありつつ、小麦の香りが立つ絶妙なクロワッサンでした。
聞きなれない料理かもしれませんが、メヌードとはメキシコのモツ系の煮込みスープです。
メキシカン大好き、モツ大好き人間としては夢の様な料理。
その日はミシガン州の片田舎(デトロイトから2時間ほど北上した場所にある町)を車で走っていました。
とにかく何もない。牛しかいない。
しかし、ハンバーガーやらピザやらに辟易していた私は、どうしてもメキシカンが食べたいと思い、yelpで探しに探した結果、めちゃくちゃ美味しそうなメキシカンを見つけてしまった…
ネイルサロンやアジア系のジェネラルストアが並んでいそうな(イメージ)、店の目の前に頭から車を突っ込んで駐車するタイプのちょっとした商業エリア(といっても店は4,5軒あるかないか)
店主はもちろんメキシコの方。
オーダーは通るが英語でのコミュニケーションは少し難しそう…かな?
内装もシンプルでメキシコっぽい飾りがちらほら。逆にこの殺風景な雰囲気がいい。
タコスなどの定番料理も美味しかったのですが、メヌードがとにかく絶品。
モツを食べる文化のないアメリカで、こんなに美味しいモツをどこで手に入れているのか…
先ほど見かけた牛さん達が頭をよぎりましたが、彼らは酪農用です。(安堵)
あの程よいトマトの酸味とスパイシーさが忘れられません。
以上が今回紹介する旅の絶品2品です。
そんな世界の絶品を紹介していますが、今回のお題「昨日食べたもの」。
「「「「「筑前煮です」」」」」
祖父母が趣味でしている畑で採れた野菜が大量に届いたので、せっせと煮込んだのですが、量が多すぎるので頑張って消費します。